こんばんは。World Music Barへようこそ。
今日からG.W.に突入し、11連休の方もいらっしゃると思います。
年明けから一生懸命走り続けて、お仕事や学業、目標などへ向かって頑張って来られた方も、この連休を使って十分にお身体を休めて心と身体をリフレッシュなさってくださいね。
この数日、地元を離れて少し旅に出ました。
暫く読めなかった本を携えて、SNSから少し離れ、色々なカフェでのんびりとした時間を過ごすことが出来ました。
そしてたまたま入ったカフェの映像で流れていたものは、”ミスター音楽”こと、小林克也さんがパーソナリティを務めていらっしゃった「ベストヒットUSA」の最終回でした。
1981年～1989年までテレビ朝日で放送されていたこの音楽番組は、リアルタイムで観ていなかった私にとってとても驚かされたプログラムでした。
当時の海外のアーティストと小林克也さんがOne on Oneでトークを繰り広げるのです。
これほど贅沢な番組は、現在では実現不可能なのではないでしょうか。
さて今夜は、その最終回の映像で流れていたとてもHappyな作品をご紹介します。
Lionel Richie（ライオネル・リッチー）の2枚目のシングル「You Are」(1982)です。
言わずと知れた世界的な大スターであるLionel Richieは、1960年代後半に結成されたファンクバンド、Commodoresのリードボーカルとして活動を開始しました。
Commodores時代は、「Easy」や「Three Times a Lady」などのヒット曲を生み出しました。
その後、1982年にソロデビューアルバム『Lionel Richie』をリリースし、「Truly」や今夜ご紹介する「You Are」などのヒット曲を連発しました。
続くアルバム『Can’t Slow Down』(1983年)は、2000万枚以上を売り上げる大成功を収めました。
そして、グラミー賞を4回受賞、2022年にはロックの殿堂入りを果たしました。
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今夜ご紹介する「You Are」は、Lionel Richieが1983年にリリースしたシングルで、彼自身と当時の妻Brenda Harvey Richieによって共作されました。
Billboard Hot 100で4位、R&Bチャートで2位、Adult Contemporaryチャートで1位を記録し、彼のソロキャリアをさらに確立する重要な作品となりました。
この楽曲は、彼がCommodoresを離れた後のソロ活動の一環として制作され、彼の音楽スタイルの進化を示しています。
特に、PopとFunkの要素を融合させた軽快なリズムと、愛と感謝をテーマにした歌詞が特徴です。
また、バックボーカルには当時スタジオミュージシャンだったRichard Marxが参加しており、楽曲にさらなる深みを与えています。
それでは、お聴きください。
私が感じるLionel Richieの印象は、とにかく歌詞が前向きで愛に溢れていることです。
共同作曲者として参加した「We Are the World」もそうですが、優しくて温かくて、愛情がたっぷり込められた歌詞と旋律をつくるアーティスト、というイメージがあります。
この「You Are」でも、”You are the sun, you are the rain（君は太陽だ、君は雨だ）”というフレーズが出てきます。
これは、愛する人が人生において欠かせない存在であることを象徴しています。
太陽は希望や喜びを、雨は（困難を乗り越えることの）成長や癒しを表し、これらが愛のバランスと調和を示しています。
生きる上で自然であり、必然なものであると詠っているのです。
そんな彼の音楽は、世代を超えて愛され続けており、現在も音楽界で影響力を持つ存在として生き続けているのです。
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たまたま訪れたことで再会できたこの曲に感謝し、私自身の心も身体もリセットすることが出来た旅でした。
言霊と良く言いますが、やはり良い言葉に包まれていると、目に見えるものがとても鮮やかに見え、心が豊になります。
音楽は、言葉だけでなく、旋律も心と身体のセラピーになります。
このWorld Music Barで、お気に入りの一曲を見つけてくださいね。
次回も、お待ちしております。おやすみなさい。
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