こんばんは。World Music Barへようこそ。
一週間ぶりの開店です。いつもご来店頂いているお客さま、お待たせいたしまして申し訳ございませんでした。
そして今夜初めて訪れてくださったお客さま、見つけてくださりありがとうございます。
今宵もどうぞごゆっくりお過ごしください。
まず初めに、3月28日に発生した大地震によりミャンマー及びタイで被災された皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。
日本から駐在や移住されている方々もいらっしゃるかと思います。
ご不安かと思いますが、どうかご無理をなさらずに安全と休息を優先なさってください。
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今は様々な情報が容易く入手でき、真実か否かは別として、心が脅かされる方もいらっしゃるでしょう。
情報を見る・見に行く際には常に客観的な視点を持つことが大切なことです。
しかし、自然災害や身近なところで予期せぬ出来事に直面すると、今後の生活や考え方に大きな影響を与え、必ずしも「前を向いて」とコントロールすることもなかなか難しいときがあるかと思います。
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そんな時は、「あたりまえに出来ること、なんとなく続けられたこと」だけで十分です。
流れる時間の中で、自分の心と身体に向き合って無理をせず、「今できること、やりたいこと」を一つずつこなしていく、という感じです。
今夜は、日々の小さな幸せを感じながら、心が少しでも穏やかになるように、この曲をお送りします。
1991年に公開された映画「For the boys」(20th Century Fox)のSound Trackに収録されているナンバーより。
ベット・ミドラー(Bette Midler)、「P.S. I Love You」(1991)です。
Bette Midlerとジェームス・カーン(James Caan)の二大俳優が演じたこの映画は、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争で軍の慰問活動を通して活躍した二人のEntertainerの人生を描いた作品です。
映画だけでなく、Sound Trackも高い評価を受け、”映画を観ていなくても手に入れたくなるアルバム”と評されました。
「P.S. I Love You」は、1941年に作られたJazzのスタンダードナンバーです。
作詞はジョニー・マーサー(Johnny Mercer)、作曲はゴードン・ジェンキンス(Gordon Jenkins)によるものです。
歌詞は、恋人に宛てた手紙スタイルで書かれています。
今日は雨が降りました
でも概ね悪い一日ではなかったと思います
今日は表札をかけました
食器も一式買い揃えようと思っています
ダイニングテーブルを焦がしてしまい、穴を空けてしまいました
今日はシンクに溜まったものを洗ったりしました
それ以外は特に何もなかったです
（あなたのいない日々は）一日が一年のように長く感じられます
いつも私は9時にベッドに入ります
毎晩あなたの夢を見て、いつもあなたのことを考えてばかりです
今日はそんなところです
追伸、あなたを愛しています
この曲が生まれた背景には、第二次世界大戦中のアメリカの状況が影響しています。
戦時中、多くの人々が離れ離れになり、手紙を通じて愛情や思いを伝えることが一般的でした。
日常の些細なことを手紙にしたため、愛する人への想いを”P.S.”でそっと添えた歌詞、Peacefulな旋律。
そしてBette Midlerの柔らかな歌声は、当時の人々の心に深く響き、広く愛されたのでした。
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当たり前のことがいかに幸せなものであることか、そして、その想いを伝え合える愛する人の存在は、大変な時にこそ大きな支えとなるでしょう。
今日から4月1日です。
新しいことへ向かって不安や期待、または新しい気持ちに切り替わることがなかなか難しい方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、一番大切なものはあなたの人生であり、あなたの生活が平和であるということを心の片隅に置いてくだされば幸いです。
そして、心のリセットやリラックスしたい時は、是非当店へお越しください。
いつでも、お待ちしております。
Your life is brought by your mind.
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ～ by stand.fm)
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