こんばんは。World Music Barへようこそ。
空気が乾いて、寒い毎日が続いています。お客さまの心は乾いていませんか？
このお店でのお時間が少しでも潤いで満たされるひとときとなりますように。
今夜はFrance発House Musicをご紹介いたします。
アラステア・レーン（Alastair Lane）「Roman d’Amour」(2024)です。
Alastair Laneはフランス出身の DJ 兼ソングライターです。
幼い頃からSoul、Funk、Jazz、Houseからインスピレーションを得て作曲を始めました。
2020年にNew Yorkを拠点とするHouse Music レーベルの草分け的存在である ”Nervous Records” と契約、最初の EP「Harlem Groove」を発売します。
そして同年後半に最初のヒット曲となる「Naked in the Water」をリリースしました。
私自身、このアーティストについては最近知ったばかりでして、今まで発表した作品を聴いてみたのですが、今回ご紹介する「Roman d’Amour」や「Harlem Groove」の作品とは異なり、「Naked in the Water」はリゾート感あふれる作品です。
ただ、いずれもキャッチーな作品が多く、Alastair Laneのあらゆる音楽性を感じることができます。
現在Alastair Laneはパリを中心にセーヌ川沿いのバージ（barge）上にある美しい”The Fluctuart”やバスティーユ広場近くにある”Guru Club”など、数々のクラブシーンで大活躍しています。
この「Roman d’Amour」はSpotifyのLondon発インディーズ系レコードレーベル”Lilly Era”から発売されたシングルです。
タイトルの意味は”恋愛小説”。旋律とフランス語の歌詞は、切なくて退廃的な美しさを感じさせます。
都会の夜を一人ぼっちで歩き、またはドライブしているような、やり場のない、孤独な時間を連想させます。
今夜は、Extend Mix Versionをお送りします。
3分20秒の短いリードタイムですが、一瞬で曲の中へ引き込まれるこの世界観を是非体感してください。
Alastair Laneは現在Spotify で100万回のストリーミングを獲得、 66,000人を超える月間リスナーがいるそうです。今後ますます目が離せないアーティストの一人です。
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日々、初めて出会ったアーティストや楽曲は私の心の財産となってゆきます。
そして今まで蓄えてきたこの心の財産を、このBarを通してお客さまへお届け出来ることに大変感謝しています。
心を動かされる楽曲に出会った日は、その曲の世界へ訪れ主人公になってみると、心が洗われる気がします。
その時だけは、主観的に作品と向き合うことでより一層その楽曲に出会った喜びを実感します。
これからもそんな音楽をたくさん揃えてお待ちしております。おやすみなさい。
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ～ by stand.fm)