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【毎週土曜21時放送中】
ーようこそ、World Music Barへ。ー
こんばんは。ご来店ありがとうございます。今夜はいかがお過ごしでしょうか?
本日は、みなさまにお知らせがございます。
毎週土曜日午後9時より、stand.fmにて当番組のラジオを放送しておりますが、
このたび、英語でのラジオ放送をYouTubeにて開始することとなりました。
YouTubeでは、当ブログと同様に、世界中の人々に向けて、様々な国の音楽をお届けします。
人生のさまざまな瞬間——24時間の中でふと訪れる情景や、ドラマのワンシーンのような時間に寄り添う選りすぐりのナンバーを、
私の英語DJスタイルでお届けしてまいります。
世界中のリスナーの皆さんとこの場を共有できることをとても嬉しく思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
さて、今夜は[BGM Selection] Midnight Driving Chroniclesをテーマに、真夜中のドライブの雰囲気にぴったりなナンバーを5曲ご紹介します。
このテーマのEnglish DJ Ver.は、本日YouTubeにUploadしています。
毎回テーマに合わせた素敵な背景映像もご用意していますので、是非ご堪能ください。
気の向くままに車を走らせる。都会の片隅で、あなただけの時間。今夜は、そんな“Urban Like”な世界へとお連れします。
Track #1 Stay (Dim Zach Mix) – Dan Byrd
Dan Byrdは80年代にベルギーで活動したAORシンガー兼ソングライター。切なく包み込むメロディが持ち味で、日本でも一部のコアなファンに愛され続けているアーティストです。
Dim Zachはギリシャ出身のNu-discoプロデューサー。オリジナルへのリスペクトを残しつつ、ダンサブルに昇華するリミックスで知られ、YouTube再生数は100万回超え。
原曲は1984年リリースのメロウポップですが、このDim Zach Mixでは軽快なディスコビートとリバーブが効いたギターリフを重ね、懐かしさと新しさが同居。夜の静寂に忍び込むイントロとして最適です。
音の雰囲気はノスタルジックでありながらも足取りは軽く、深夜ドライブの幕開けに優しい温度感を添えてくれます。
Track #2 Clouds of Sunset – Nika Blidaze
ジョージア出身のDJ/プロデューサーNika Bliadzeは、LTB RecordsやProton LLCからリリースを重ねる注目株。
アンビエント寄りの深みあるサウンドメイクが持ち味です。
2023年11月に配信開始されたこの「Clouds of Sunset」は、シンプルなキックと繊細なパッドを軸に、夕暮れの雲がゆっくり夜へと溶けていく情景を描写。
プログレッシブハウス的な展開を伴いながらも、あくまでリラックスしたトーンを保つ絶妙なバランスが特徴です。
聴き手は車窓に映る夜景の余韻に浸りつつ、心地よい陶酔感に包まれることでしょう。
思考をほどき、ドライブの緊張をほどよく解きほぐす一曲です。
Track #3 Secret Lover – Satin Jackets feat. Jon Paul
ドイツ発のNu-discoプロデューサー、Satin Jackets(本名Tim Bernhardt)はSpotifyで1億ストリーム超えのヒットメーカー。
ベルリン在住の新人シンガーJon Paulをフィーチャーし、互いの才能が化学反応を起こしています。
2021年4月にEskimo Recordingsからリリースされた「Secret Lover」は、ビッグピアノとオーケストラルなシンセが華やかに舞い、Jon Paulのソウルフルな歌声が“Be my secret lover”と切なく求めます。
歌詞は秘密の恋人との駆け引きを描き、夜の街に漂う高揚感とほろ苦さを余すところなく表現。
洗練されたディスコグルーヴは、ヘッドライトに照らされたアスファルトを滑るように進むドライブシーンにマッチします。
是非ご覧ください。
Track #4 Sunset (Original Mix) – The Jukebox Music Club
フランス拠点のエレクトロ・コレクティブ、The Jukebox Music Club(TJMC)はNu-discoやファンクポップを得意とし、YouTube公式チャンネル登録者数は16万人を超えます。
プロデューサーのAkaraを中心に、洗練されたサウンドを次々と放出中。
2024年公開の「Sunset」は、カッティングの効いたギターリフと煌めくシンセに乗せて、女性ボーカルが“Meet me at the sunset”と誘う一曲。
孤独と再出発をテーマにした歌詞は、夜の逃避行を思わせる昂揚感と切なさを同時に呼び起こします。
ミッドナイトクルーズの中盤、アクセルを軽く踏み込んだ瞬間にピッタリの躍動感溢れるナンバーです。
Track #5 Golden Wings – Shakatak
1980年結成のUKジャズファンクバンド、ShakatakはBill Sharpe(Key)、George Anderson(Bass)、Roger Odell(Dr)ら技巧派が揃う名バンド。
80年代日本でも「男女7人夏物語」挿入曲としてヒットし、今なお根強い人気を誇ります。
アルバム『Golden Wings』(1987年Polydor盤)からのタイトル曲は、軽やかなピアノワークとタイトなベースが軽快に踊るフュージョンナンバー。
Jill Sawardの柔らかなコーラスやPhil Toddのフルートも彩りを添え、夜の終盤に落ち着いた余韻を残します。
深夜ドライブのラストに奏でることで、静かな解放感とともに心地よい余熱を残してくれる定番の一曲です。
今夜も最後までお過ごしくださり、本当にありがとうございました。
今夜のテーマである”Midnight Driving Chronicles”の景色とともにお届けした音楽が、ほんの少しでも皆さんの心休みになれば幸いです。
静かな夜に、一人で夜風を感じる。とても特別な時間ですね。
次回の特集もどうぞ楽しみにしていてくださいね。
そして、毎週土曜夜9時放送、stand.fmでの日本語放送も引き続きお楽しみに。
また、YouTubeのチャンネル登録と高評価もしていただけると励みになります。
これからも、みなさまにとって大切な時間に寄り添う、素晴らしい音楽をお届けしてまいります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今夜また、音のそばで。おやすみなさい。
Until we meet again, by the side of the music. Good night.

静かな夜のひととき、今夜また、音のそばで。 【In the quiet hours of the night, once again—by the side of the music.】
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