こんばんは。World Music Barへようこそお越しくださいました。
今夜も小さな街角で、静かに営業中です。どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。

夏が終わりました。何となく、空気の香りが変わりましたね。
今朝は早起きをして気持ちの良い朝日と風を取り入れて、家中を綺麗に磨きました。
新しい”章”がはじまり、更に良い”気”の流れを感じています。
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さて、今夜はラジオのお話をしたいと思います。
私が本格的にラジオを聴き始めたのは小学校5年生の頃。AMとFMの好きな番組をメモして、リアルタイムとカセットテープへのダビングで必ずチェックしていました。
時代がわかってしまいますね(笑)。
AMはヒット曲ランキング、好きなバンドやアイドルのトークが中心。
FMは洋邦問わず、新しい音楽の世界を知りたくてアーティストや曲名をメモしたり、各局のサウンドや音質の違いを調べたり、好きなDJの英語を真似したり、録音した音源を季節やアーティスト別にカセットテープに編集したりしていました。

私は夏がとても好きなので、初夏になるととても気持ちが上がります。
特にFMから流れる発売前の新曲や、知らなかった楽曲に出会う喜びは格別でした。
今夜フォーカスしたいFM StationはFM東京(現・TOKYO FM)です。
特に私が好きだった番組は(月)~(金)の午後のワイド時間帯で放送されていた『アフタヌーン・ブリーズ』です。コンセプトがOL向けということもあり、少し大人なオシャレな番組でした。魅力的なDJ陣と当時のトレンドを発信する豊富なコンテンツ。出演者も豪華でしたので、今この時代に番組をビジュアル化したらとても贅沢になると思います。(ちなみに私は、高見恭子さん・加藤美樹さん・飯星景子さんが大好きでした)

当時はFMのみステレオだったこともあり、先述の通り音楽系はFMを中心に聴いていました。家には赤色のSONY製ダブルラジカセがあり、当時小学生だった私はラジカセの真ん中に顔を寄せて左右のスピーカーから流れる番組のジングル、流れる楽曲のサウンドにとても衝撃を受けました。
特に今でもはっきり覚えているBGMは「成田フライト・インフォメーション」というコーナーで流れていたB’z 松本孝弘さんの「Long Distance Call」です。因みに、ピチカート・ファイブのジングルもありました。とても贅沢な番組だったのだなぁと今改めて思います。
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一晩ではとても語りつくせないので、またお話させてください。とてもマニアックな内容になってしまうかもしれませんが、お付き合い頂けたら嬉しいです。

さて、今夜も閉店時間が近づいてまいりました。
お帰りになられる前に、当店でかける最初の曲をお届けします。
私が初めて買ったカセットテープに録音したアーティスト、杏里さんの楽曲から。
『スノーフレークの街角』(1988年)です。
杏里さんについてはライブも行かせて頂いており、敬愛するアーティストの一人です。
今後もたくさんこちらにてお話させて頂く予定です。
この楽曲は夏のイメージがある杏里さんが冬をテーマに作られた曲です。
冷たい風が吹く、冬の街並みが心に浮かぶとても美しくて切ない楽曲です。

杏里『スノーフレークの街角』(1988年)

当店では今後音声配信も予定しております。臨場感あふれるお店の雰囲気とともにご満足頂ける内容を組み立てているところでございますので、もう暫くお待ちくださいませ。

もうすぐ秋~冬になりますね。
お客様の心があたたかくなり、お一人お一人の大切な”自分時間”を演出させていただきたいと思っております。次回もご来店お待ちしております。ありがとうございました。







投稿者

店主

On Bass, Writer, Radio DJ Health Rhythm Counselor, Life Rhythm Advisor

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