こんばんは。すっかり冷え込んできました。今夜もあたかかくなるまでごゆっくりお過ごしください。
年末年始は何か予定を立てられていますか?
数年前までは旅やお出掛けの計画はなかなか出来ませんでした。家時間も多く、新しい年に向けた気持ちのリセットや目標設定をするPositiveなMind Setも難しかったのではないでしょうか。
今夜は、年末年始の計画をワクワクしながら考えたくなるような素敵なCity Popをご紹介します。
1981年7月に発売された清野由美さんのシングル『Our Lovely Days』です。この曲はアメリカの偉大なる音楽プロデューサー・作曲家のBurt Freeman Bacharach(バート・バカラック)の作品が原曲です。
他のアーティストにもカバーされており、英語版は1983年にアメリカのシンガー・Nancy Wilsonが、日本でも1982年に歌手の当山ひとみさんがカバーしています。
個人的にはこの清野由美さんVer.が一番好きなので、今夜はこちらをお届けさせてください。
清野由美さんは1981年に日本コロムビアレコードより歌手デビューし、これまでALBUM3枚、SINGLE3枚を発売しました。この『Our Lovely Days』の日本語作詞は、数々の作品を送り出された竜真知子さん、編曲は先日こちらのブログでもご紹介した林哲司さんです。
LPジャケットでオフショルダーのワンピースを着ている清野由美さんの雰囲気はとてもチャーミングなイメージですが、歌声はアルトキーの味わい深い雰囲気を漂わせています。
カップリングは「サマー・ホテル」というタイトルで、リゾート感たっぷりの一枚です。
日立のイメージソングにもなった作品です。お楽しみください。
林哲司さんの楽曲づくりで、私がいつも聞き惚れてしまう部分の一つが”バックコーラス”です。コーラスの種類である”ウーアーコーラス”と”字ハモコーラス”(※)がとても美しいのです(※文字を伴うコーラスのこと)。
特にこの清野由美さんのバージョンでは、彼女のボーカルに情感があり太く強いので、Soulな雰囲気も漂わせています。その相乗効果もあり、Chorus部分のバックコーラスが更に曲の雰囲気を後押ししている気がします。そして、リズムは8ビート。2拍目ウラと3拍目ウラのキックによるドラムパターンと深いBassの音がCity Pop感を倍増させています。
楽しいイベントを計画すると、その日までの日々がとてもワクワクして元気になりますよね。
例えば、盆踊りの飾りつけが始まるとテンションが上がり、お祭り当日よりも楽しい気持ちになったりします。何か楽しいことを想像したり考えたりすることは、毎日をキラキラさせてくれるはずです。
とは言っても、毎日楽しい予定が入っているのもかえって疲れてしまいますので、”その楽しい日のために頑張れる”ようなペースで良いのかなと思います。
私は時々何も予定を入れない週末や休日も意識的に設けるようにしています。そうすることで「この日は何をしようかな」と逆にワクワクするのです。
今夜も、ご来店頂きましてありがとうございました。次回も、とっておきの音楽でお客様をお待ちしております。おやすみなさい。
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