こんばんは。World Music Barへようこそ。
月曜日、体力も気力も必要な曜日でしたね。お疲れさまでした。
今夜は、明日に向けて元気の出るPower Tuneをお届けいたします。
昨年10月のブログに、80年代のJ-POPについて”クリスタルサウンド”を取り上げてみました。
（クリスタルサウンドと80年代）
80～90年代の邦楽は、Japanese City Popの量産期。
今世界で注目されているCity Popは、この時代で聴いてもお洒落で古さを感じさせることはありません。
昨年11月、私はCity Popの生演奏・LIVEを観るべく、作曲家、編曲家、シンガーソングライターである林哲司さんのコンサート”The City Pop Chronicle”（ザ・シティ・ポップ・クロニクル）に行きました。
会場には、幅広い世代の観客がいらっしゃり、改めて注目度の高さを実感しました。
そのコンサートには、林哲司さんにゆかりのあるアーティストが多数参加し、4時間超えの公演となりました。
幼い頃にTVやFMで観たり聴いたりしていたアーティストが目の前で歌う姿は、宝箱の中にいるような気分でした。
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今夜は、このコンサートに出演されていたアーティストの一人、佐藤竹善さんが活動されているバンド、SING LIKE TALKINGの作品から「Rise」(1992)をご紹介します。
私は、前述の林哲司さんコンサートで初めて佐藤竹善さんの歌声を聴きましたが、圧倒的な歌唱力にとても感激しました。
公演では、林哲司さんが作曲された2曲を歌われました。
いずれも、それぞれ性格も売り出し方も異なるミュージシャンが歌った作品でした。
しかし、佐藤竹善さんが歌うと、原曲の美しさそのままに、他の方では表現出来ないような仕上がりになっていました。
「なんて歌が上手なんだろう」と素直に感じてそのまま集中して聴きました。
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SING LIKE TALKINGはFMを聴き始めた頃に何度もON AIRされていて、当時の他の邦楽アーティストとは異なり、AORやFusion、Blue Eyed Soulの要素がたくさん盛り込まれていました。
この時、時代は彼らのもつ”トレンド”に追いついていなかったのではないかと感じたことを覚えています。
そしてここ数年、若い世代のDance動画を観ると、「Rise」が良く使われています。
実は、この「Rise」は”シェリル・リン(Cheryl Lynn)の代表曲”Got to be real”をベースにして曲を作る、という企画”によって作られたものであるそうです。
そして、何と言っても素晴らしい才能が集結したことも特筆すべき事と思います。
作詞・作曲、そしてギターやピアノも弾かれる佐藤竹善さん。
キーボードとシンセ、そして大学の教壇にも立たれている藤田千章さん。
作曲、ギターを担当され、他のアーティストのサポートメンバーも務められる西村 智彦さん。
（西村さんがお料理をする動画『おやじ飯』もゆる～くて美味しそうでおススメです）
この3人が淡々とパフォーマンスする姿は大人の余裕さえ感じられます。
ということで、今夜ご紹介する「Rise」はLive Versionにしました。
音楽を楽しくやろう！この空間をシェアしよう！という雰囲気が伝わり、アドレナリン全開になるはずです。
そして、Bassを弾かれているアーティストは、岡沢章さんです。
日本の誇るべきカリスマベーシストの代表的な存在でMD-MM Produceからは5弦と4弦の2種類のOKAZAWAモデルがリリースされています。
このライブで演奏する岡沢さんのSeatingスタイルがとってもカッコ良く、必見です。
それでは、聴いてください。Here We Go!
LIVE Concertは、映像を観るだけでもパワーアップします。
アーティストによって、オーディエンスの前でどのようなパフォーマンスをするか、必ずしも全ての公演が均一なクオリティとはならないかもしれません。
だからこそ、LIVE Concertはアーティストの人間味もDirectに感じることが出来るので、観に行くことでよりアーティストと作品への思い入れが強くなる気がします。
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まだ始まったばかりの一週間ですが、ぼちぼち進んでいきましょう。
お客さまにとってのPower Up Tuneがありましたら是非お便りくださいね。
当店のXやstand.fmでの番組でもメッセージをお待ちしております。
今夜も、ありがとうございました。Good night, see you in the next!
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ～ by stand.fm)
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