こんばんは。ご来店ありがとうございます。今夜は少し早めの開店です。
今日の日本はとても寒くて、雪空でした。
日曜日の夜、新しい一週間に向けて美味しくて温かいものを召し上がってくださいね。
久しぶりに、かつて録りためた音楽を聴こうと思いSONYのWALKMANを再生してみました。
32GBのメモリで約2,000曲が録音されていますが、まだ17G余り空き容量があり音質もとても良く、さすがSONYだなぁと誇らしい気持ちになりました。
この2,000曲については今後お店でもご紹介させて頂こうと思っておりますが、今夜はその中から一曲、日曜日の夜にぴったりなナンバーです。
米光美保「SUNDAY 6:00PM」(1994)です。
米光美保さんは、1990年にアイドルグループで活動された後、1994年に脱退、ソロでの歌手活動を開始しました。
この曲は、ソロ活動2枚目に発売されたシングルで、オリコンチャート71位にランクインされました。
私がこの曲を知ったきっかけは、幼い頃の記憶ですが、日曜日の夜にある料理番組のOpening Themeとして流れていたからです。
米光美保さんの高い歌唱力と、美しい旋律、そして日曜日の夜に家族も揃って、お腹もペコペコの状態でTVからこの曲を聴くと、いつも晩御飯が待ち遠しくワクワクしていたことを覚えています。
作詞は音楽プロデューサーでもある前田たかひろさんです。
私がこの曲で好きなところは、とても印象的で忘れられない歌詞です。
歌詞の主人公が、大切な人のために腕を振るって手料理を用意して迎えようとしています。
きっと、胸がときめいてとても楽しい時間なのだろうなぁと微笑ましくなります。
日曜日に会いにきてね 夕方6時に来てね
流れて行く時の中で 同じ気持ちの二人になりたい
~中省略~
日曜日に会いにきてね 夕方6時に来てね
日曜日に会いにきてね 永遠までの始まりのために
そして、作曲は数多くのTV音楽を手掛けてこられたボブ佐久間さん。
この曲だけではなく、この料理番組の音楽も担当されていました。
お洒落でモダンな曲やコーナージングル。
楽しそうにお料理を作ったり美味しそうに食事をする出演者。
とてもあたたかくて上品で素敵な番組でした。
日曜日の夜、新しい一週間に向かって、家族揃って美味しい晩御飯を食べるその時間はとても幸せなことだと感じさせてくれる。
この印象的な歌詞の始まりと、美しいバラード、そして米光美保さんの透き通る声が見事にマッチして、子供ながらに”なんてあたたかいひとときなのだろう”と幸せな気持ちになったことを覚えています。
この曲が収録されているAlbumは角松敏生さんがプロデュースされました。
Album Ver.もおススメですが、今夜はSingle Version(8cm CD)をお送りいたします。
夕方と夜の境目である18時。
春の空なら、空気の香りに夏の近づきを感じる、肌寒いけれどワクワクする時間。
夏の空なら、盆踊りやイベントが始まる前の、薄紫色のマジックアワー。
秋の空なら、虫の声とともに、夏の終わりと冬の訪れを告げる、黄金色の時間。
冬の空なら、冷たいけれど、澄んだ空気の夜空に星空が輝き始めた時間。
新しい一週間に向けて、心と身体の準備をする前のほっとする時間。
一週間頑張ったねと、心と身体にご褒美をするほっとする時間。
お客さまにとって、”良い週末だったなぁ”と振り返る日曜日がたくさん訪れますように。
Have a great evening on your smile.
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ~ by stand.fm)
Prohibitions 無断転載・無断使用禁止