こんばんは。
今週はどんな一週間をお過ごしでしょうか。
今夜も、後半に向けてエナジーチャージをなさってくださいね。
お客さまにとって、思い出のライブコンサートはありますか?
私が初めて“観たい”と思いお小遣いで買ったチケットは、STARDUST REVUEのライブでした。
当時学生だった私は、塾で知り合った他校の友達から音楽好きの友達を紹介してもらい、その子と文通を始めました。
その時話題になったのが、STARDUST REVUEでした。
初めて買ったCDは何故かLIVE CDだったのですが、スピーカーから流れる音楽にとてもワクワクして、すぐにファンクラブに入りました。
入会後すぐに行ったライブが、STARDUST REVUEの10枚目のオリジナル・アルバム「SOLA」のTOURでした。
今夜ご紹介する曲は、そのアルバムからのシングル「もう一度抱きしめて」です。
通算24枚目のシングルとなったこの曲は、VocalとGuitarの根本要さんの透き通るハイトーン・ヴォイスと、Percussionの林“VOH”紀勝さんの優しい歌詞、そして当時Keyboardで在籍していた三谷泰弘さんによる美しい旋律でつくられた、とても印象的なバラードです。
当日は、あるテレビ局の生中継もあり会場全体がとても盛り上がっていました。
この曲を聴いて、私は誰かの歌を聴いて涙が溢れる、という経験を初めてしました。
黄色いダブルのスーツを着て、サングラスをかけてステージの真ん中に立つ根本要さんは、とても眩しくて、カッコよくて、ギターがとても上手くて、お話もとても楽しくて、”エンターテイナー”とはこういう人のことを言うんだなぁとただひたすら集中して聴いていました。
そして、当時既にBassに興味があった私は、Bassistの柿沼清史さんのチョッパー奏法のすごさにくぎ付けになり、ますます目が離せなくなり、他のCDも購入して毎日聴いていました。
Drumsの寺田正美さんは、とても細身なのにドラムがとても力強く、そしてアカペラもされるので、ライブ中はメンバーひとりひとりを隅から隅までチェックした記憶があります。
実は私には忘れられない経験があります。
ファンクラブの集いが開催された日、当時部活でギリギリまで学校にいた私は、帰宅して制服のままで友達と会場へ行きました。
最後に、各メンバーと握手をするセッションがあり、気合を入れて根本要さんに何を言おうかどきどきしながら列に並び「さぁ、私の番だ」と気合を入れた瞬間、私は緊張のあまり自分の足が絡まってメンバーの前で派手に転んでしまった記憶があります。
今思い出しても、顔から火が出るほど本当に恥ずかしい経験でした(苦笑)。
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さて、このアルバム「SOLA」にはライブで盛り上がるナンバーもたくさんあります。
当時のラジオ番組でも、AM&FMともに、STARDUST REVUEの曲が何度も流れていました。
この「もう一度抱きしめて」はお互いの道を歩くことになったかつての恋人へのあふれる想いを綴った曲です。
この歌詞を表現する根本要さんのヴォーカル。心が動きます。
当店では、stand.fmで店名の”World Music Bar“というFM番組も運営しております(今夜はOn Air日です)。
そのジングルとして、BARへ向かう靴音~扉を開ける音~グラスの音を入れていますが、これは、STARDUST REVUEのPercussion、林“VOH”紀勝さんへのオマージュです。
VOHさんがかつて店主としてSTARDUST REVUEのラジオ番組をされていて、毎回おつまみを作ってメンバーに味見してもらっていたり、優しくてあたたかくてひょうきんなVOHさんとおしゃべりするメンバーの雰囲気がとても楽しくてずっと聴いていました。
今年は3月からSTARDUST REVUE45周年の全国ツアーが決定しています。
またいつか、ステージを観に行きたいと思っています。
VOHさんと”スタレビ”の皆さんをこれからもずっと応援しています。
そして、この当店でも他の曲も今後ご紹介してゆきますので楽しみにしていてくださいね。
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ライブ音源はスタジオ音源とは違った新しい発見もあります。
お客さまにとって想い出のライブなどありましたら是非教えてくださいね。
今夜も閉店のお時間となりました。
またのご来店をお待ちしております。Sleep tight, see you soon..
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ~ by stand.fm)