こんばんは。今夜もご来店いただきましてありがとうございます。
土曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか？
昨夜私は、自分へのご褒美でグラスワインを一杯、晩御飯にいただきました。
金曜日は一週間のご褒美に何か自分のやりたい物事を楽しもうと決めています。
毎週、そのご褒美に向かって頑張る、という仕組みです(笑)。
これが案外モチベーションアップに繋がり、一週間をていねいに過ごせる気がします。
さて今夜は、ご来店いただいたお客様へ、とっておきの音楽をご紹介いたします。
1995年に発売されたキザイア・ジョーンズ（Keziah Jones）のアルバム「African Space Craft」から、
”Million Miles From Home”です。
キザイア・ジョーンズはナイジェリア出身の名ギタリスト・ミュージシャンです。
8歳でロンドンへ渡り、名門公立学校で教育を受け、13歳になる頃には独学でピアノの弾き方と作曲を学び始めました。
それから3年後、ロンドンとパリを行き来し、ギター片手に独自の「ハード・ファンク」スタイルで徐々に巷で有名でカリスマ的な評判を獲得してゆきました。
キザイア・ジョーンズのPortal Siteでは、彼の音楽をこのように表現しています。
彼の今や象徴的なサウンドは「ブルーファンク(Blufunk)」と形容され、パンクファンク(Punkfunk)のAttitudeとヨルバ語のリズムや叙情的な主題の多様なパレットを掛け合わせた音のカクテルであり、主に英語で、時には彼の第一言語であるヨルバ語で歌われている。
キザイア・ジョーンズの音楽ジャンルである”Bluefunk”はブルースとファンクの要素を併せ持っています。
今夜ご紹介するこの曲も、キザイアの奏でるギターとバンドの（特にBassがカッコ良いです）ファンク満載の16ビート楽曲です。いつの時代に聴いても名曲であることがわかります。
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余談ですが、フランスでデザインされヨーロッパを中心にアメリカでも人気を博したギターブランド”LAG”により、彼をモデルとしたSignature Model “Lag S1000KJ”が販売されました。
ギターファンには手に取りたい一本だと思いますが、薄くて軽く快適に演奏の出来るこのモデルは中古でも高値で取引されています。
ライブで実際に彼がこのモデルを演奏している動画も観ることが出来ますので是非ご覧ください。
因みに、この”Million Miles From Home”が収録されているアルバム「African Space Craft」には2本の弦だけしか使わない楽曲もあるそうです。
それでは、お聴きください。
私はこの曲で好きなところがもう一つあります。それは歌詞です。
I hope you find your way, or the way will find you
Hope you find your way, your way
（君は自分の道を見つけれるさ、そうでなくても道が君を見つけるだろう
君の道、君自身の道を見つけられることを願っているよ）
この週末が、お客さまにとって心地よい時間となりますように。
また次回もお待ちしております。おやすみなさい。
(FM Radio “World Music Bar” 当店のラジオ番組もお楽しみください ～ by stand.fm)